サーモン&スクランブルエッグのクロワッサンサンド
湯煎で作る、ふんわりしたスクランブルエッグとスモークサーモンはクロワッサンとの相性が抜群です。サワークリームの酸味とディルのさわやかな香りがアクセント。
栄養成分
エネルギー | ● kcal |
タンパク質 | ● g |
脂質 | ● g |
炭水化物 | ● g |
ナトリウム (食塩相当量 ●g) |
● mg |
材料(1個分)
クロワッサン | 2枚 |
バター(食塩不使用) | 5g |
スクランブルエッグ: たまご 2個 生クリーム 大さじ1 サワークリーム 小さじ1 塩、白こしょう 少々 |
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スモークサーモン | 2枚 |
サワークリーム | 25g |
ディル | 少々 |
作り方
①スクランブルエッグを作る。 ボウルにたまごを割り入れてほぐし、生クリームを合わせ、塩、白 こしょうで調味する。ボウルごと湯煎にかけ、大きくかき混ぜながらふっくらを火を通す。 湯煎 から外して、サワークリームを合わせる。
②クロワッサンは横から切り込みを入れ、カット面にバターを塗る。
③①、スモークサーモン、サワークリームを順にはさみ、ディルの葉をのせる。
COLUMN【クロワッサンとサンドイッチ】
クロワッサンで忘れられない思い出があります。15年以上も前のことです。私はクロワッサンのサンドイッチを作っていました。それを見たフランスの偉大なパン職人さんに怒られたのです。「クロワッサンはサンドイッチにするなんて!」クロワッサンはそのままで食べるものであって、サンドイッチにするものではない、と言われました。確かに、パリのパン屋さんでクロワッサンサンドを見かけたことはありませんでした。クロワッサンとカフェオレはフランスの朝の定番です。
クロワッサンをカフェオレに浸しながら食べるフランス人に最初は驚いたものですが、パリの空気の中では確かにおいしく感じます。 闇雲にハムや野菜をたっぷりはさんでも、せっかくの食感や香りが薄れてしまうことき気付き、それ以来、クロワッサンのサンドイッチは慎重に作るようになりました。
そんな中で気に入って作り続けているサンドイッチを紹介しましょう。一つ目は湯煎で作る、ふんわりしたスクランブルとサーモンの組み合わせ。サワークリームの酸味を添えるのがポイントで、バターの香りとサーモンのリッチな味わいを感じながらも、爽やかな後味です。
二つ目は、クロワッサンにスライスしたバターやジャムをたっぷりはさんだもの。カロリーは度外視した禁断のおいしさです。 そうそう、怒られたクロワッサンサンドですが、完成してから食べてもらうと「意外とおいしいね。日本ではいいかもね。」と言われたのでした。
「あなたへのパンだより no.113(パンニュース社)」に掲載したレシピとコラムです。http://www.pannews.co.jp/shoseki/pan_letter/