パンに合わせる料理

雑穀あんとバターのあんコッペ

若い世代にも人気のあん&バターの組み合わせに雑穀とくるみをプラス。食感よくヘルシーな印象に。


栄養成分
エネルギー ● kcal
タンパク質 ● g
脂質 ● g
炭水化物 ● g
ナトリウム
(食塩相当量 ●g)
● mg
※栄養成分は1人分です。

材料(1個分)

コッペパン(40g)
1個
無塩バター(スライス) 8g
雑穀あん※ 25g
くるみ(ロースト) 4g
※雑穀あん:
こしあんと雑穀ミックスを5:3の割合で混ぜ合わせる。

作り方

①コッペパンは斜め上方向から斜めに切り込みを入れる。

②切り込みの下側に雑穀あんを塗り、スライスしたバターをはさみ、くるみをのせる。


COLUMN「あんとパンの組み合わせ」

 カスタードクリームのことをフランス語ではクレーム・パティシエールと言いますが、直訳すると菓子屋のクリームのこと。洋菓子に欠かせない、最も基本のクリームであることが分かる名前ですね。 これを日本の和菓子に置き換えると、基本になるのはなんといっても“あん(餡)”でしょう。 

 日本の菓子パンの代表選手は、クリームパンとあんパンです。洋菓子に欠かせない“カスタードクリーム”と、和菓子の基本となる“あん”。それぞれとパンの組み合わせ方は実に奥が深いものです。 

 パンとあんとの相性の良さはあんパンで証明されていますが、実はサンドイッチにも使いやすい食材です。 ペースト状なのでパンに塗りやすく、また副素材を練り合わせることもできます。フルーツと合わせると酸味と甘味のバランスがよくなりさっぱりといただけます。

 また、バターやクリームチーズ等、乳製品を合わせるとコクが加わり味わいに深みが出て、よりパンとの相性がよくなります。 食感を残して炊いた雑穀を混ぜ合わせると、甘すぎずヘルシーなあんになり、こちらもおすすめです。

 パンとあんにも、副素材をプラスすることで、いつもとはひと味違う、味わいの変化を楽しむことができます。 まずは、こしあんと粒あんで、素朴やおやつサンドから試してみてください。