パンに合わせる料理

金柑のスライス蜜煮

金柑は丸ごと蜜煮にするのも定番です。パンに合わせるならスライスするとジャム感覚で食べやすく、活用の幅が広がります。加熱時間が短く、手軽に作れるのもポイントです。


栄養成分
エネルギー ● kcal
タンパク質 ● g
脂質 ● g
炭水化物 ● g
ナトリウム
(食塩相当量 ●g)
● mg
※栄養成分は1人分です。

材料(作りやすい分量)

金柑 300g
グラニュー糖* 90g
はちみつ* 15g
*種を取り除いた金柑を計量し、金柑の重量の30%のグラニュー糖、5%のはちみつを加えてもよい。

作り方

① 金柑は種を取りながら薄くスライスする。 

② ①をボウルに入れ、グラニュー糖とはちみつをかけて全体を馴染ませる。グラニュー糖が溶けて水分が出てくるまで1時間ほど置く。 

③ ②を鍋に入れて中火にかける。沸いてきたら火を弱め、金柑が崩れないように時々混ぜながら約15分煮る。

 

食材memo【金柑】

   金柑はミカン科キンカン属の中国原産の柑橘で、12月から3月にかけて市場に出回ります。多くの柑橘は苦味の強い皮をむいて果実だけを食べますが、金柑は皮ごと食べられます。果肉は少なく皮にはわずかに苦味があるものの、ほんのりと甘味もあります。風邪予防や美肌によいビタミンCと食物繊維が豊富です。

   近年は糖度が高く、大きめのブランド金柑が注目されています。中でも宮崎県の地域ブランド「たまたま」は人気です。皮ごと食べられる気軽さがあるものの、大きな種を取り除くのはひと手間あります。種無しの「ぷちまる」や、より糖度の高い「宮崎夢丸」は、見かけたら試してみたい新品種です。